くも膜下出血と正常圧水頭症
くも膜下出血があると、正常圧水頭症になる場合があります。正常圧水頭症は余分な髄液が増えすぎて、脳を圧迫してしまう状態のことです。
くも膜下出血が起ると、脳出血をしますから、脳出血でできた血栓が髄液の通り道を塞いでしまうことで正常圧水頭症になる可能性が出てきます。
しかし、正常圧水頭症はしっかりと治療をすれば回復することができます。
正常圧水頭症の治療では、脳の髄液を減らすシャント術と呼ばれる、治療法を行ないます。シャント術は、髄液をおなかに送り込む措置を施します。
くも膜下出血を発症した場合、その後に正常圧水頭症を発症する可能性は20%程度であると言われています。
正常圧水頭症になると、認知障害などの認知症と似たような症状が出てきたり、歩行障害や尿失禁も起ります。
ですが、正常圧水頭症の場合は、上でも述べたように、シャント術で髄液を抜けば回復することができますから、治療をすれば認知障害や、歩行障害、尿失禁といった症状も回復すると言うことになります。
このように見てみると、くも膜下出血があった場合は正常圧水頭しょうが心配になりますが、正常圧水頭症に関しては治療法もしっかりと確立しているため、それほど心配する必要はないかもしれません。
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